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魅力的な賃貸物件とは

魅力的な賃貸物件とは

不動産の価格が下落

賃貸経営をこれからしようと思うなら、
どこかに大きな魅力のある物件を目指すことが大切です。
賃貸経営は不動産の価格が下落して持ち家や土地を持て余す人が増えたことにより、
かなり多くの人が参入してきている分野です。

そのため、数十年前のようになんとなく賃貸住宅やアパートを作ったというだけでは
空き室ばかりの赤字経営になってしまいます。
家賃相場もひところに比べて大幅に下落してきているので、
単純に家賃を安くしてしまえばよいというものではありません。
新築で賃貸住宅を作った場合には、新築というブランドでいくらかは人が入ってくれることも考えられますが、
家賃を下げるために住宅素材や設備を安くし過ぎてしまったり、
重大な生活面の不便さがあるような場合には、せっかくの入居者もどんどん出て行ってしまうことでしょう。
そうならないためにも、まずは事前にしっかりと「選ばれる賃貸」になるための戦略を考えていく必要があります。

高すぎる家賃では

まず逆の立場から賃貸住宅を選ぶ人はどこに注目をするかということを考えてみます。
賃貸住宅を借りたいと思う人の多くは、一人暮らしやカップルで住む若者世代です。
そうした人にとってはやはり一番ネックとなるのは家賃であり、
高すぎる家賃では入居することも難しいと感じてしまいます。
一方で、しっかりとした仕事を持っている人の場合には、多少高くても
設備がしっかりしていたりセキュリティ対策がきちんとしているところを選びたいと思うことでしょう。

学生などでも女性の一人暮らしなら安全面を重視した部屋選びになるはずです。
単純に空き室を作りたくないからといって安普請にしてしまうよりは、
そうしたちょっとしたこだわりのある人に選ばれやすい住宅にした方が、
安心して部屋を貸すことができるでしょう。

また、入居後に後悔をしたという意見が多い賃貸物件をみてみると、
設備の位置や機能に問題があった(排水がうまくされない、臭い。キッチンスペースが狭すぎる。
換気扇がほとんど機能してくれない。など)という場合がよく見られます。
古い住宅などでは仕方がないということもありますが、
もし新しい物件で使用感が悪いという場合には根本的に住宅設計が悪かったというふうに考えられます。
それら生活苦となる設備不良は賃貸住宅においては管理人が修理負担をしなくてはならないことがほとんどなので、
結果的に経営を圧迫してくることになります。
施工時にはしっかりとした工務店を選び、長く使える住宅を建築しましょう。