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マンション維持修繕技術者

修繕

不動産関連の資格が多くなっている中注目される「マンション維持修繕技術者」

マンション経営をされる方にとっては、維持や修繕等がうまく行われ、マンションにお住まいの方が不自由なく暮らすことができる状態にしておくことが求められます。
多くのマンションがある中、設備、管理などが行き届いたマンションに魅力を感じる方が多く、維持管理がきちんとできていないことがトラブルとなる可能性もあるのです。

そのため、こうした維持修繕などを適切に行うこと、またその内容などの知識を一定水準持っているという事を証明するマンション維持修繕技術者という資格者が注目されています。

こうした資格者がいる事で、マンション経営を行う方にとっては安心できる存在となりますし、維持、修繕を行う必要が生じた場合に相談できますし、管理という面でも頼ることが出来るようになります。
マンション維持修繕技術者はマンション維持修繕技術者の試験に合格することで、取得できる資格で、平成14年から実施されている試験です。

マンション維持修繕技術者の試験を受ける事の出来る対象者

この資格試験を受ける対象者としては、マンション管理に従事する方、例えばフロント業務、事務、建築技術系などの方、さらにマンション建物および設備の修繕に従事する方、例えば、長期計画書を作成したり計画修繕工事の提案などを行う立場にある方です。

更にこの試験を行っている協会認定のマンション維持修繕技術者の試験の受験予定者であり、この教会の研修、受講によって受験資格を得ることもできます。
協会は一般社団法人 マンション管理業協会です。

マンション維持修繕技術者の試験概要について

この試験は合格してその後、登録証が発行されますが、この登録証の有効期間は5年間となっています。
5年ごとに更新が必要で、この更新には更新講習の受講、また小論文の提出を行うことが必須です。

試験は択一式試験と記述式試験で、択一式試験は全50問、記述式が5問です。
試験合格ラインは、125点満点中80点、約65%近くの正答率が必要となります。

例年申し込みが10月くらいで、試験日が翌年の1月の後半若しくは2月です。
合格発表は2月下旬に行われています。

この試験は指定資格者以外、実務経験が必要となり、受験資格についても例えば、学歴プラス実務だと、4年制大学の場合、卒業後1年以上の実務経験、短大3年の場合、卒業後2年以上、さらに短大2年、高等専門学校の場合、卒業後3年以上、専修学校・各種学校の場合、卒業後4年以上の実務経験が必要とされています。

このほかにも実務のみという場合は、8年以上の実務経験が必要ですし、保有資格がある場合も、試験死角に違いがあるので確認が必要です。