ファイナンシャルプランナー
フィナンシャルプランナーとして活躍
フィナンシャルプランナー(FP)とは、「Financial=財政上の」「Planing=計画・立案」をするための仕事です。
フィナンシャルプランナーという名称は職業の名称であるとともに、資格合格者の名称でもあります。
資格としては2002年4月より、職業能力開発促進法にもとづきできた国家資格である「フィナンシャルプランニング技能士」というものがあります。
このフィナンシャルプランニング技能士には3級~1級までの三段階があります。
ただ単に「フィナンシャルプランナー」という名称を使用して仕事をするときには特に資格合格は必須というわけではありませんが、現在フィナンシャルプランナーとして活躍している人の多くはこのフィナンシャルプランニング技能士に合格をしています。
ちなみに資格は他にも日本フィナンシャルプランナーズ協会(日本FP協会)という民間団体が主催するAFP(アフィリエイテッドフィナンシャルプランナー)やCFP(サーティファイドフィナンシャルプランナー認定者)というものもあります。
AFPとCFPは日本FP協会に入会をし、ライセンスの管理をしてもらうものになっているので、より国際的な活動をフィナンシャルプランナーとしてやっていきたい人のための資格といえます。
不動産経営のための知識を得るために取得を目指すなら、最初のフィナンシャルプランニング技能士が取得もしやすく段階的に学ぶことができて便利です。
詳細なお金の知識が必要
フィナンシャルプランナーの資格で得られる知識は、世の中で動くお金の動き全般です。
私達は生活をしていくときにおいて、金融資産を売買したり、各種税金の支払い、ローン組みや相続といったお金の動きを経験していきます。
会社員としてなんとなくで仕事をしていると、毎月毎年に収入として入ってくる目の前のお金だけの運用ばかりに気が取られてしまいますが、老後のために資金を残しておきたいと思ったり、現在銀行などに預けてある資金をより有効に活用とするときには、より詳細なお金の知識が必要になります。
お金を上手に運用していくためには、税金や年金といった公的な金銭の動きや、株や国債といった金融商品のしくみなど総合的な観点から時期や金額を選んで運用していく必要があります。
自分自身でフィナンシャルプランナーの資格を得ておくことにより、これからどの業者や制度を利用して不動産運用をしていくかということを考える手助けになります。