入居者トラブル
騒音問題が目立つ
入居者トラブルでもっとも多いトラブルは騒音問題です。
騒音問題というと、屋内ではなく屋外に対して発生していることが多いと思っている人もいますが、実際は屋内で多く発生している問題となっています。
騒音問題は、入居者が騒音問題だと感じている場合に発生することが多いので、神経質な方の入居を断るようにするのも大事です。
どこで神経質な人であるかを判断するのか?についてですが、入居にさしあたって注文が多い人は避けるようにしましょう。
というのも、度々トラブルを起こす人ほど最初から不安を抱えて入居されるからです。
逆に騒音問題が小さい場合に、あまりトラブルにならないような人物もいます。
それは同居者がいる入居者です。
つまり、単独で入居される人ほど騒音問題を気にされていることが多いというわけです。
単独で入居される人は個室を用いて趣味、もしくは仕事をされていることが多いということも近年では知られるようになりました。
つまり、自分のプライベートタイムを邪魔されるのだけは困る・・・という人を入居させるのは良くないということです。
次に解決できる騒音問題については、入居者トラブルになる前に解決しておくことも大事です。
例えば、自動車などの排気音といった、目に見えて騒音が目立つような物体が存在する場合、迷惑がかかっているということを明らかにしておきます。
問題の人物が良く外出されている人の場合、騒音問題についての注意を呼びかけるチラシを投函しておくようにします。
また、騒音問題というのは無自覚な状態で発生することが多いため、いきなり騒音問題について厳しく問い詰めるのはいけません。
若い人の場合は逆ギレされる可能性がありますし、中高年の方の場合はヘソを曲げる人が多いからです。
オーナーとして丁寧に対応することを忘れてしまうと、簡単に解決する問題も解決しないことが多いと覚えておきましょう。
若い人より中高年に注意!?
入居者トラブルというのは騒音問題だけではありません。
年齢差によるトラブルもあります。
例えば、若い人は良く問題を起こすと思われていますが、実際は中高年の利用者ほど入居者トラブルを良く起こしています。
これは中高年の利用者のマナーが悪いために発生している・・・というわけではありません。
中高年の利用者は子どもがいることも多いため、近隣の人とよくトラブルになりやすいのです。
このような場合、騒音問題と同じで親身になって相談してあげると良いでしょう。
間にオーナーを挟むだけですんなりと問題が解決することもありますし、中高年の方は若い人から指摘されるのを嫌がっている人もいますので、その辺りをケアする目的でも、このような対応は効果的とされています。